ねえ 
きみの 
横顔って  
すてきだね。
 
しぼって 
しぼって 
しぼりだした 
チョコレート 
みたいな 
愛を 
あげたい。
 
あつさの 
せいで 
とけて 
しまい 
そうだ。
 
ほら 
夜の 
すきまから 
もれている 
 
ちいさな 
ちいさな 
灯をたよって 
ぼくは 
さがした。
 
街中 
あるき 
さがし 
つづけ 
たんだ。
 
もう 
どこにも 
ないんだ。
 
しぼりだし
チョコレートは 
なくなって 
しまった。
 
きみに 
あげた 
かったのに 
 
愛を 
しぼって 
しぼって 
あげたかったのに。