笑みをうかべて 
謝罪することは 
ゆるされないと 
だれかが 
いっていた 
 
謝罪は 
神妙な 
面持が 
必要なんだ 
 
たとえ 
お腹の 
なかで 
わらっていても 
神妙な 
面持が 
必要なんだ 
 
あっち 
こっちで 
とにかく 
謝罪している 
 
ぼくは 
もう 
謝罪を 
みることに 
なれてしまった 
 
神妙な 
面持にも 
なれてしまった 
 
ただ  
ひとつだけ 
きになるのは 
ぼくが 
謝罪する 
がわに 
たって 
神妙な 
面持で 
謝罪する 
そうならない
保証は 
どこにも 
ないと 
いうことなんだ