時の 
ながれの 
川を 
今日も 
およいでいる 
 
傷ついた 
背びれが 
すこし 
痛む 
 
それでも 
ながれに 
むかって 
およぐしかない 
 
ながれが 
はやく 
かんじるのは 
なぜだろう 
 
時の 
ながれの 
川に 
9番目の 
月が 
うつっている 
 
ながれに 
おぼれて  
しまわぬように 
尾びれで 
舵を 
きる
 
明日は 
10番目の 
月が 
空に  
かがやくだろう 
 
とりあえず 
9番目の 
月に 
さよならだ 
 
こうして 
区切りを 
つけながら 
およいで 
いる 
 
息を 
きらして  
およいで 
いる 
 
9番目の 
月に 
さよならだ 
 
9番目の 
月に 
さよならだ 
 
9番目の 
月に 
さよならだ