からだの 
半分くらいを 
水に 
つかって 
自分の 
からだを 
みると 
水面から上と  
水中の部分が 
ちがってみえる 
 
それを 
わすれては 
いけない 
 
見えかたの 
ちがいを 
大切に 
しないと 
いけない 
 
いつも 
おなじ見かた 
ばかりを  
していると 
頭のなかが 
かたまって 
石頭 
などと 
いわれる 
 
そうなると 
もし 
頭から 
水に 
つかったら 
ずぶずぶと 
水に 
しずんで 
窒息してしまう 
 
それから 
水面から上と 
水中の 
部分では 
体感温度が 
ちがう 
 
それも 
わすれては 
いけない 
 
感じかたの 
ちがいを 
大切に 
しないと 
いけない 
 
いつも 
おなじ 
感じかた 
ばかりを 
していると 
感じている 
ようで 
なにも 
感じない  
こころを 
もつことに 
なる 
 
ここまで 
ぼくは 
見かた 
と 
感じかた 
について 
はなしを 
してみた 
 
なんだ 
くだらない 
はなしだと 
きみが 
おもったら 
このはなしを 
水に 
ながして 
ほしい