坂道を 
くだってゆくと 
春が 
はじけて 
きみの長い髪の 
シャンプーの 
とても 
いいにおい 
 
勇気を 
ふりしぼって 
今夜 
いっしょに 
すごさないか 
 
なんだろう 
なんだろう 
このこころに 
うまれてくる 
不思議なちから 
それは 
明日にむかって 
いきるための 
春の贈り物 
 
長い冬が 
おわった 
小鳥がないて 
きみの 
せつなげな 
なまめかしい 
吐息の 
ささやき 
 
あったかい 
風がふく 
今夜 
世界が 
かわってしまう 
 
なんだろう 
なんだろう 
このこころに 
うまれてくる 
不思議なちから 
それは 
明日にむかって 
いきるための 
春の贈り物
 
ずっとずっとずっと 
はじけて はじけて 
 
ずっとずっとずっと 
ふるえて ふるえて 
 
ずっとずっとずっと 
このまま このまま 
 
なりひびく鼓動の 
たかなり たかなり
 
なんだろう 
なんだろう 
このこころに 
うまれてくる 
不思議なちから 
それは 
明日にむかって 
いきるための 
春の贈り物