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「ずるい」と
きみがいった 
 
ぼくのこころには
そのことばが 
ふかく
つきささった 
 
冬の
夕陽が 
街並みを
赤く照らし 
川の流れは
おだやかだった 
 
ぼくは 
いまでも 
ときどき 
きみを
おもいだす 
 
そして
死にたくなるくらい
さびしくなる
 
水が
そこに
とどまっては
いないように 
 
時も 
ながれ 
つづけて 
いる
 
二度と
きみに
会うことは
ないかも
しれない
 
でも 
ぼくのなかで 
きみは
生きつづけている
 
ときどき 
ぼくを
くるしめる 
 
「ずるい」
のは
きみの
ほうなんだ
 
 
 
                             (写真・くいまる)