
ぼくの弱虫 おどろきにげる
空の上まで かけてゆく
花がいちどに みだれてさいた
涙なんかは にあわない
らんらんらんの散歩道
らんらんらんのぼくがいる
ほんのしばしの 季節のなかで
胸がどきどき してくるよ
空気いっぱい すいこみながら
ここにいること たしかめる
らんらんらんの散歩道
らんらんらんのぼくがいる
花をみてると こころがおどる
なにかいいこと ありそうだ
この道まっすぐ あるいてゆけば
どこへゆくのか たのしみだ
らんらんらんの散歩道
らんらんらんのぼくがいる
きみをいつかは さそってみたい
手でもにぎって あるきたい
ロマンチックな 言葉がうまれ
なぜか素直に なれるんだ
らんらんらんの散歩道
らんらんらんのぼくがいる
(写真・くいまる)