「海から26.5Km」  詩 くいまる    
                    朗読・苔太 

ブロ友の苔太さんが、朗読をして音楽をつけてくれました。

ときどき 
きみのこと 
おもいだしては 
なきたくなるんだ 
 
海から26.5km 
きみを 
いちども 
海へは 
つれてゆかなかった 
 
海から26.5km 
ぼくの 
すんでいる場所 
 
きみは 
海どころか 
一歩も 
外には 
でないで 
いつも 
ねむって 
ばかりいた 
 
海から26.5km 
きみは 
めをさますと 
家中を 
はしりまわって 
ぼくの 
あしもとに 
からだを 
こすりつけ 
全身で 
あまえた 
 
海から26.5km 
ぼくは 
リユックサックに 
おにぎりと 
水筒をつめ 
海まで 
時間をかけて 
あるいてゆくのが 
すきなんだ 
 
海から26.5km 
きみは 
海を 
みたかったかな 
 
海なんか 
興味が 
なかったかな 
 
海から26.5km 
この場所で 
空を 
みていると 
きみのこと 
おもいだすんだ 
 
そして 
なきたくなって 
くるんだ 

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