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あかるさの
にあう
ぼくが
したをむいて
くちをへのじにする

そんなときに
きこえてくるのが
きみのことば
きみのまなざし

そうなんだ
わすれてはいけないんだ
それをわすれては
なにもはじまらない

みあげることを
わすれてはいけないよ
みあげることを
わすれてはいけないよ

あらしのあとの
おひさま
まぶしすぎるくらいに
ぼくをてらす
したむきにしていると
せなかが
ひやけして
まっくろになって

そうなんだ
へんないろに
そまってね
それがしぜんだと
おもうのはいけない

みあげることを
わすれてはいけないよ
みあげることを
わすれてはいけないよ

くるしいときの
うわむき
できるかな
よわむしなこころだよ
いやだな
かんがえこむなんて
まったく
いらいらしてくるよ

そうなんだ
そんなにむずかしいこと
そうなんだ
もとめているわけじゃない

みあげることを
わすれてはいけないよ
みあげることを
わすれてはいけないよ

ああいつだって
いつも
じぶんにむちうって
はしるんだよ
そらがあめに
かわるそのまえに
きもちは
かるくなってくるよ

そうなんだ
いつもみつめてくれてね
そうなんだ
きみにかんしゃしているよ

みあげることを
わすれてはいけないよ
みあげることを
わすれてはいけないよ

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(写真・くいまる)