ぎゅぎゅぎゅーと
しめつけられて
あとは
ただただ
じっとしている

ちいさな機械から
大きな機械まで
乗りものだって
建物だって
ありとあらゆるものが
ねじを
必要としている

ねじがなければ
今を生きることは
むずかしいだろう

ねじが
人の役に
たつことは
たしかなんだ

だけど
ぼくは
ねじには
なりたくない

ぎゅぎゅぎゅーと
しめつけられて
あとは
ただただ
じっとしている

ぼくは
ねじには
なりたくない


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(写真・くいまる)