いちばんの しあわせは 夢のような 現実だとおもう 夢そのものではなく 現実そのものでもない 夢のような 現実なのだ ほほを つねってみる 夢じゃないのねと つぶやく 夢みたいな 現実なんだ でも もしかしたら ...
2011年01月
そうじを、しよう。
すべての窓を、開けよう。 どんなに、さむくても、風を、いれよう。 ほこりを、ふきとろう。 ガラスを、みがこう。 ごみを、すてよう。 そうすると、空間が、はなしかけてくれる。 かなしみは、よごれない。 雪よりも、しろいかなしみが、こころを、 し ...
冬眠
さっき、杉の木の枝から、雪が、落ちたみたいだ。 音に、おどろいて、山鳥が、とびたった。 ほんのすこし、きになったけれど、夢かもしれない。 わたしは、いま、冬眠中なんだ。 エサもないのに、おきて、いられるかい。 春まで、ゆっくり、ねむるにかぎる。 ...
問題です
生理用ナプキンから 尿モレシートまで 人生はみじかいと だれかがいっていた 答えもないままに 人生の前半が 自立のために 後半が老後のためにと だれかがいっていた それは問題だ つぎの ...
くいまる小学校
だれもいない 小学校の校舎を みていると 反省したくなるのは なぜだろう? とにかく 反省したくなる ただひたすらに 反省したくなる もう ぼくは 未来を語る資格を うしなってしまったの だろうか 過去のことなら いくらでも語れる ...