2011年02月

今日  おれの魂を  とりだしてみた   これが  なかったら   おれは   ただの肉のかたまりだ   ずっと  むかし  これに  大和なんていう形容詞が  つけられて  その気になって   すてなくてもいい命を  すててしまった  若者が  いっぱい いたんだ  ...

町長は、せきばらいをした。 そして、おもむろに、口を、ひらいた。 とうとうわが町にも、機械がやってきた。 まちにまった、夢が、実現した。   町民は、拍手喝采で、機械を、むかえた。 ばんざいを、さけぶひともいた。 町中に、おかしと祝のしるしの記念品が、 ...

人里はなれた、山道を、随分あるいた、 もうすぐ、たどりつく底なし沼。 ぼくの好奇心は、ぼくに、ちからを、あたえてくれた。 空は、青くすみ、白いくもが、ぽっかり浮かび、 とおくで、鳥が鳴く。 恐怖心と好奇心、ふたつのこころがせめぎあう。 それでも、底なし沼 ...

ひらひら風に舞う 記憶のかけら    そっと こわれたり しないように 手ですくってみる   この場所に立つと 記憶が目を覚ます    こころのふかみで ねむっていた記憶   やあー元気かい さびしくはないかい    わたしは わたしの記憶に は ...

    きみがないたよ はりつめられた こころの糸が とぎれたんだね   みんなみんなじょうだんさ じょうだんだらけの青い空   ほほをつたわる 涙にうつる 青い空まで ながれておちた   みんなみんなじょうだんさ じょうだんだらけの青い空 ...

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