2011年07月

目がさめたら  だれもいないんだ。   きみが  いたような  気がしたのは  夢だった。   ひぐらしが  ないている。 窓辺に  西日がさしている。   また ひとりぼっちに  なった。   夕暮れの ざわめきが  ちかづいてきた。   ひぐらしは、 ...

あぁ・・・  また  星が  ながれていった。   真夜中の  夏の夜空   つぎから つぎへと  星が ながれてゆく。   ぼくは  ねころんで  空を  ながめてる。   ねがいごとを ねがうまもなく  星が  ながれてゆく。   だれかに  こんな ...

一日100万人が  ゆきかう街で  ぼくらは  ことばを  かわして  そして、 別れる    その場かぎりと  わかっていても  せつないね  せつないね  きみの笑顔が  こころに  つきささる    数えきれない  電車が  ゆきかって  とてもた ...

木立が  風に  ゆれている。   ざわざわと  ざわついている。   台風が  ちかづいて  いるのかな。   ぼくは、 空を  みあげて  きみのことを  かんがえている。   暮れてゆく  このひとときが  いつも  つらくなる。   おわりゆく  ...

苦しみに  たえることは  よくない。   苦しみが  快感に  かわったら、 大変だ。   そこから  なかなか  ぬけだせない。   人間に  くらべれば  岩魚は  正直だ。   水が  よごれて 苦しく  なってきたら  にげだして 透明な冷水の ...

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