「カモゾウさん つれていって」
「カモミ ついておいでよ」
「カモゾウさん どこへゆくの」
「ついてくれば わかるよ」
「しずかだね」
「そうだね」
「カモゾウさん どこへゆくの」
「ついてくれば わかるよ」
...
2012年12月
ひとは胸を張って光を通過する
昨日から
明日へ
ひとは
光を
通過して
すすんでゆく
昨日は
どんな
一日でしたか
記憶に
残るような
素敵な
一日でしたか
明日は
どんな
一日に
なるのかな
期待の
もてるような
一日に
なるのかな
光を
通過したこと ...
唄 「夢の島」
「夢の島」
詩・曲・唄・ギター・くいまる
海はよごれていたが
海のにおいがする
砂町南運河
浜辺で老紳士
健康のためだよと
アサリをとっている
ハゼをつりあげるたび
ニヤリとわ ...
ミスマッチ
冬枯れは どこかに
威厳があって
いいかげんな ぼくを
せせら わらっている
だけど 寒くて
ふるえてしまう
ソフトクリームは
たべたくない
ミスマッチ
ミスマッチ
だから 前にも後ろにも
すすめない
曇り空 みあげる
重厚なん ...
西洋の神様
ぼくらは
ベンチに
腰をかけて
あったかい
甘酒を飲んだ
街は
にぎやかで
どうやら
西洋の神様に
関係が
あるらしい
ほとんどの
人が
四角い箱を
ぶらさげて
あるいている
西洋の神様の
お誕生日に
箱のなかみの
ケーキを
みんな ...