おーい わすれものは ないかい さりゆく きみの きみの 背中 きみの 名前は 2013年 太陽のまわりを 365日かけて まわって さってゆく 永遠の 宇宙のなかで ぼくらは ちっぽけなことに 悩みながら 心をおどらせながら 365日目 ...
2013年12月
水底の詩
きみがぼくを みているように ぼくもきみを みている きみはぼくを へんだなと おもうように ぼくはきみを へんだなと おもっている はなしたくても はなせない ときがある 歌いたくても 声がでない ときがある いまは ただひた ...
クリスマスの歌が聞こえる
ふとおもう メルヘンチックな サイレントナイト どこか遠い場所に 置き忘れてしまった ようなきがする 年を重ねるたびに 偏屈になってゆく 自分がいる そんな 自分を感じると すこし怖くなってくる 寄り添い歩くことや 手のひらを重ねる ...
あの夜
ため息を 両手にのせて みつめてた あの夜 あの夜 いつまでも 変わらないでと 願ってた あの夜 あの夜 ひとの世の はかない光 消えてゆく あの夜 あの夜 なぐさめの 調べのように 虫がなく あの夜 あの夜 ...
つれていってよ
つれていってよ つれていってよ つれていってよ 明日に つれていってよ 暗くなるまでの ほんのわずかな 時間のなかで 真っ赤に染まった空 それは冬の夕ぐれ 息ができないくらいに さびしいんだ つれていってよ つれていってよ つれていってよ ...