2014年04月

    ぼくは こどものころ 雨がふると ずっと雨が つづくのでは ないかと おもっていた   おとなになると 雨のあとには 晴れが やってくることを しった   ずっと そのままではない ことを しった   いいことも わるいことも そのままではない ...

    ぼくの 手のひらのなかの 感情線   ぼくには 七つの感情がある   物ごとに 感じて起こる 喜怒哀楽の 気持ち   一 二 三号線は 怒りの気持ち 松竹梅の 怒りがある   四号線は かなしい気持ち 死にたくなるような かなしさ   五 六号 ...

    なくしたものを さがそうとして 時間をかけて あるきつづけた   なくしたものは ぼくからはなれ どんどんさきへ とおざかってゆく   おまけに雨も ふりそうになり 空がくもって くらくなってきた   ぼくはなんだか いやになってきた もうさが ...

    無機質な世界の なかの灯り 夕暮れに向かう 静寂の中で ぽつんとひとつ 命のように ともっている   ぼくは左手で くちびるを さわってみる すこし かわいている   だれとも はなさなかった 一日は 夜になってしまうだろう   無機質な世界の ...

                      (動画写真・くいまる+みぃ)   お友だちのみぃさんが ぼくの詩に曲をつけてくれました そしてうたってくれました ぜひ きいてください   「花散らしの雨」         詩・くいまる  曲・演奏・みぃ 歌・みぃ   雨 ...

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