2014年06月

    きみの 耳もとで すきだよって ささやいても きみは きがついて くれない   だって ぼくは 透明人間 だから   さびしいな さびしいな   きみに きがついて ほしいから いろんなこと ぼくは きみのため ためした   だけど ぼくは 透 ...

    今から想えばを 口にする   そうなんだよね 過ぎ去った日々に ぼくらは 忘れ物をする   忘れ物は キラキラ輝いて まるで宝物のようだ   今から想えばを 永遠に続く未来のように 何時間でも 語り続けることができる   味気のない 今よりも ...

    ぎゅぎゅぎゅーと しめつけられて あとは ただただ じっとしている   ちいさな機械から 大きな機械まで 乗りものだって 建物だって ありとあらゆるものが ねじを 必要としている   ねじがなければ 今を生きることは むずかしいだろう   ねじ ...

    さびしな かなしいな つらいな   どうしよう こうしよう そうしよう   そんなこと 蝶々の 頭のなかには あるのかな   きっとないよな   花をだきしめ うっとりしてる 蝶々   ぼくは 蝶々に なりたいな             (写真 ...

    ぼくは ほんとうは 忍者に なりたかったんだ   だけど それを まわりの だれにも いえなった   親にも 兄弟にも もちろん 親戚の だれかにも   だから ぼくは くるしかった   ひそかに 腕をみがいた   分身の術も 天井にはりつく術 ...

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