2014年11月

    ぼくは その本屋さんへ 何度も何度もかよった   ぼくのほしかった本は 「変装の技術」という名の本   かなり高価な本で すぐには購入できない   いつか買おう買おうと おもっていた   本屋さんへゆくたびに 本が売れないで 本棚におさまってい ...

    ふーっとついた ため息が 目の前に とびちったので ひとつひとつに 色をつけてみた   すこし あでやかな 色をつけたら けっこう きれいだなと おもった   苦悩の木立に ぶらさがるように ひろがった ぼくの ため息 なかなかの もんだよ   ...

    寒い季節に むかっているのに 体が熱い   背中をするーっと ひと筋の汗が ながれた   頭のなかに クリームソーダの 絵がうかぶ   ああ・・ 冬がちかづいてくるのに クリームソーダが ほしい   たまらなく   クリームソーダが ほしい   ...

    きみがいちばんかがやいた あのひあのときをこころに なにもかわってはいない だからあんしんしてほしい   ふりむくとあしあとがずっと ここまでつづいているね なにもかわってはいない きみのあるいてきたみちだよ   なにもかわってはいない 生の ...

↑このページのトップヘ