2018年02月

街角にあつまるひとは 煙草をふかして 芸術のおはなしをする 街角にあつまるひとは 競馬新聞をよみ 勝ち負けのおはなしをする 街角にあつまるひとは お化粧をなおして 客の良し悪しのおはなしをする マスターのミノワさんは だまって珈琲をいれている ...

縄文人は きっと 夜明けとともに 一日を始め 日没とともに 一日を終わらせた 汚れのない 空気を 胸いっぱに 吸い込んで 透明な水をのみ 豊かな色彩の 植物につつまれていた 夜はたき火を かこみ 家族は寄りそって 鳥の声や 虫の声 風の音をききな ...

てれかくしなのか 左手をほほにあて あごを すこしつきだして 得意気に どんな錠前でも あけることが できると 鍵屋のおやじはいう 錠前と鍵を おなじだとおもっている ひとはたくさんいると おもうが まったくちがう ドアについているほうが 錠前で ...

ない ない ないから あるに かわると うれしい ある ある あるから ないに かわると かなしい ないは いつも あるを まっている だから ないは 前を みている あるは いつも ないを おそれている だから あるは 後を みている ...

かなしみは ごっくんと のみこんだ ほうがいい てにとって じっくりと ながめない ほうがいい かなしみは ごっくんと のみこんだ ほうがいい くちにふくみ あじわいを かみしめない ほうがいい かなしみは ごっくんと のみこむと きえてゆく ...

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