あかるさの にあう ぼくが したをむいて くちをへのじにする そんなときに きこえてくるのが きみのことば きみのまなざし そうなんだ わすれてはいけないんだ それをわすれては なにもはじまらない みあげることを わすれてはいけないよ みあげる ...
2018年03月
ひとり ひとり
ショーウインドーに 値札をつけられ ならべられても ひとり ひとり ぼくのすきな ひとり ひとり 胸をはって 背筋をのばし 前をみつめて ひとり ひとり ぼくのすきな ひとり ひとり ひとり だから きみをもとめる 丸首 襟付き レースつき ひと ...
土手の細道
ちいさくても 明日に つながる 道が みつかれば いいな 春は いってしまう 鳥は ないている 松尾さんの ように 旅に でたい 去年も そうおもった でも 三百二十年前の 奥の細道は みあたらない せめて 土手の細道で ため息を つくのが ...
告白
ぼくは ほんとうに 臆病なんだ だれからも 嫌わられたく ない ぼくは いつも にこにこ している ぼくは この話を だれにも しない こころの ポケットに かくして いる でも くるしくなる ことが ある にこにこ 仮面を はぎとって ...