2019年05月

まいった まいったと 座布団Aが つぶやく 夕べの客は 重くて重くて それにでっかい まいった まいったと 座布団Bが つぶやく 夕べの客は 痛くて痛くて それにとがってる 座布団AとB 異口同音に ぐちをこぼした ほどよい おしりなんて ないんだ ...

得体がしれない 自分をもてあますのなら 風景にとけこめばいい しばらくそこにすわって 時の移ろいをみつめようか そしたらわかるかもしれない もうこれ以上自分を せめたりしないでほしい なにもまちがってはいない ゆっくりと川はながれ 雲は絵を描きだし ...

千住大橋の上で 空を見上げる どんよりとして 今にも 雨がふりそうだ 芭蕉さんは どんな おもいで ここから 旅立ったのだろう とても はげしく 車が ゆきかっている 無計画に 街並みは 開発され つづけている 変わらないのは 見上げる 空 ...

鎮守の森には 神様が住んで きつねやたぬきが 集会をひらいた 人の存在なんて 小さなものだから おそれおおくて ちかづけない それなのに どうしてなのか いつからなのか こわされてゆく 人が神様を越えてゆく 人が神様を越えてゆく 鎮守の森には 静 ...

太陽は 雲にかくれて 湿度は高い 体は汗ばみ 晴れない空 晴れない心 ぼくのすべてが はち切れそう ジグザグの 道をあるけば 通行止めで 手足がしびれる 晴れない空 晴れない心 ぼくはいまにも なきだしそう にげないで それは空耳 どこかでだれか ...

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