2019年06月

なにかが なにかが なにかが たりないことは わかっている その一本のねじが みつからない こんなに 素敵な 機械なのに どこかが がたついて しまう それは 一本のねじが たりないせいだ どこかに どこかに どこかに ころがっていることは わか ...

仙人は しわだらけの ほうがいい ぴちぴち肌の仙人の 法術を 真実味をもって きくことはできない 白髪染めや 若返りクリームも にあわない 仙人は 白く長いひげの ほうがいい 三枚刃でのシェービング 青いほほを だれもみとめない そっぽをむかれる ...

ときどき きみのこと おもいだしては なきたくなるんだ 海から26.5km きみを いちども 海へは つれてゆかなかった 海から26.5km ぼくの すんでいる場所 きみは 海どころか 一歩も 外には でないで いつも ねむって ばかりいた 海から26.5km き ...

ぼんやりと たっている 一本の木 うだつが あがらなそうな 一本の木 もっさりと たっている 一本の木 その一本の木が 木陰を つくってくれた ぼくは その木の下の ひらたい石に すわって 両足を のばして あれこれ かんがえた かき氷のこと ...

ぎゅぎゅぎゅーと しめつけられて あとは ただただ じっとしている ちいさな機械から 大きな機械まで 乗りものだって 建物だって ありとあらゆるものが ねじを 必要としている ねじがなければ 今を生きることは むずかしいだろう ねじが 人の役に た ...

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