ちいさな
女の子が
まるいガラスの
容器の
上から
人差し指を
いれてきた
ぼくに
興味を
もったみたいだ
そして
ぼくの
背中を
さわった
ぼくには
とても
迷惑な
ことだ
ぼくは
うまれた
ときから
派手だった
だけど
それは
ぼくには
責任が
ない
ことなんだ
ぼくは
ぼくの
意志では
ない
見世物として
いきている
それに
夏が
終わると
たいがい
わすれさられる
実は
ぼくは
泥のなかで
ぐうぐう
寝てばかり
いる
ドジョウが
うらやましいと
おもっているんだ
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