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ぼくは
ちかごろ
河のある
風景に
とてもこころが
ひかれる

いきるためには
水が必要だ

だから
ひとは
河に
そって
いきてきた

水は
上流から
下流へ
ながれる

それが
常識なのに
今日は
ちがう

つよい風の
せいなんだ
海から
河の
上流へ
ながれている

橋ちかくの
ボートも
おどろいている

目には
みえない
けれど
風の力は
ときとして
常識を
くつがえす

それは
ぼくたち
名もない
市民という
かたまりが
政治や
国をかえる
力に
にている

そう
おもうのは
おおげさかな

そんなことを
考えていたら
とても
ここちよい
ワルツの
曲が
きこえてきた

小学校の
お昼休みに
ながれていた
校内放送の
ような
なつかしい
曲だ

どうなっているの
河のさざなみ

どうなっているの
河のさざなみ

今日は
風がつよいな











(写真・くいまる)