2011年03月

あかさたな はまやらわ むーん むーん わかってください お月さま   あきらめようと きみがつぶやく あきらめないと ぼくがこたえる 風がふいたよ しかたがないさ 帰れる場所は もうありません むーん むーん わかってください お月さま   さわいだあ ...

      ぼくのあるく道は じゃり道   きのうの大雨のせいで あっちこっちに たまり水   たまり水を ぴょんぴょん とびはねる   たのしくなってくる   ついてくるなと いったのに 妹がついてきた   とびこえられずに ないている ...

    縄文人は きっと 夜明けとともに 一日を始め 日没とともに 一日を終わらせた   汚れのない 空気を胸いっぱに 吸い込んで 透明な水をのみ 豊かな色彩の 植物につつまれていた   夜はたき火を かこみ 家族は寄りそって 鳥の声や 虫の ...

  山の奥の奥の 小さな畑   やどかりは なぜここにいるのか わからない   自分は海にいるはずなんだ   農婦が鍬(くわ)をつかって 畑を耕している   しゃしゃ しゃかしゃか しゃしゃ しゃしゃ しゃかしゃか しゃしゃ   ...

はじめて  おぼえた文字は  ひらがなの の   野ばらの の 野はらの の 望みの の   あひるが およいでいた   ボートが 浮かんでいた   おじいさんが 釣りをしてた   その公園の片隅には  大きな石碑があった    石碑には 文字がい ...

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