2011年08月

きみは  いつも  だれに  いってきます  と  いうのかな    それは  ぼくにとって     とても  きになる    こと  なんだ    そして  ぼくは  ただいまを  きいた  ときに  とても  あんしん  するんだ    いってきます ...

あぁ昔はこんなんじゃなかった  俺は、この沼で6才のときから  つり糸をたらしている    およげたんだよ、この沼  ほら前にみえる山、もっともっと緑がふかくてね    そりゃ生活は苦労したよ  たいへんだったね  今の若い人にはなしてもしょうがないんだ  ...

笑みをうかべて  謝罪することは  ゆるされないと  だれかが  いっていた    謝罪は  神妙な  面持が  必要なんだ    たとえ  お腹の  なかで  わらっていても  神妙な  面持が  必要なんだ    あっち  こっちで  とにかく  謝 ...

地平線の  右側から  左側へ  むかって  だれかが  あるいている    肩を  おとして  ひどく  落胆した  あるきかただ    左側から  右側へは  だれかかが  こころを  はずませて  スキップをしている    地平線の  むこうには  ...

たまたま  古本屋で  みつけた  一冊の文庫本を  よみ終えた    最終ページを  みると  昭和38年8月22日求ム  長谷川節子と  万年筆で  記されている    48年前の今日  節子さんが  どこかの書店で  この本を  購入したのだ    もちろ ...

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