ひとが いなくても ほら 風が ふいて 太陽が かがやいて 水が ながれて いる ひとが いなくても ひとが いなくても ひとが いなくても ほら 花が さいて 鳥たちが とんでいて 草が しげって ...
2013年01月
さかさま
さかさま さかさま ときには そんな あんばいで 風景を みれば すこしは 気分だって かわる さかさま さかさま あるいは そんな 方法で 自分を みれば すこしは 気持だって かわる さかさま さかさま いつしか かな ...
みつめて
みつめて みつめられて みつめると みつ豆 くちの なかで 寒天が おどる みつめて みつめられて みつめると 赤面 あかく そまる 耳たぶが あつい みつめて みつめられて みつめると ため息 恋の 予感 あたるかな ...
どこへゆくんだろう?
ぼくは ビルの片隅の 喫煙所で たばこを すっている 冬の 夕暮れの 北風を 背中に うけながら とても つまらないことを かんがえながら たばこを すっている 空を みあげたら 北北西に 飛行機が とんでゆく どこへ ゆくのだろ ...
ぬけがら
ぬけがら ぬけがら 朝日に まるまっている ふたりぶんの ベットで ひとり ねむりの なかに おきわすれて きたもの それは 春のひざしの ここちよさ ねむりの なかに おきわすれて きたもの それを さがそうとして おきあ ...