2013年03月

    春の夕ぐれ 鉄橋わたる どこへ電車は ゆくのかな   きみのすむ街 はるかにとおく ぼくのねがいは とどくかな   ああ・・いつでも しあわせさがし いきてゆければ それがいい     ひびくレールの ふるえる音が ぼくのこころに こだまする ...

    愛を  みつめて   穴が  あくほど   顔を そむけず   いまも どこかで   モーターは まわって   そして   水は はじけ   ちらばる   いきる そのまま   こころ ひらいて   からだ ひらいて   いつも そこでは   ...

    きみも いつかは きっと きがつく 糸で あやつり うごく からくり きみは そのとき かなしむだろう   あやつり あやつり あやつり人形   息を ころして そっと みあげる それが おとなに かわる いたみだ きみは そのとき くるし ...

    越後街道 中山峠 春の小雨が ふっている   おーいおーいおーい   泣いてみたとて かえりはしない 空におもいで 舞い散るよ   おーいおーいおーい   すこしひらいた 窓からはいる 風のつめたさ 目がさめる   おーいおーいおーい   き ...

    おばちゃん   こんなに いっぱい なっているんだから たべてもいい   春のひざしを あびている 果実に ぼくは 手をだそうとした   たべないほうが いいよ   果実の木の もちぬしの おばちゃんは そういった   このまえ 役所のひとが ...

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