塀の むこうを 飛行機が 飛んで ゆく 春の光を 翼に うけて ぼくも 飛びたいな ぼくも 飛びたいな つまらぬ ことに おもい なやんだり 傷つけたり 傷つけられたり いやだな いやだな 飛行機の 轟音が 空間を 切り裂く 力強くて ...
2017年03月
未来
未来 未来 忘れていた ことば 未来 素直に 信じてみたい 未来 声を 荒げたり 戦いを挑むとかの 強面な 叫びではなく 未来 未来 信じてみたい 未来 ほんの 少し 顔を あげて 空を みつめたい 素直に 素直に 未来 未来 忘れていた こ ...
おどるおろかさがすき
あとになって くよくよ くやんだり あとになって ずきずき うずいたり あとになって おろおろ まよったり それでも おどる おろかさが すき おどらないより おどる ほうが すき あとになって たらとればと もしもを ならべても やっぱり ...
陽にあたる赤
陽にあたる赤 はいはいはい 燃やしつづけたい情熱 だから あきらめるは とても いやな 言葉 陽にあたる赤 きみのところへ とどくといいな だから 泣かないで 声を だして わらって 陽にあたる赤 陽にあたる赤 ぼくは みつめる 陽にあたる ...
小さな踏切
小さな踏切の こっちがわが 今日で 小さな踏切の あっちがわが 明日で 今日と 明日が わかれてる 今日が おわったら もう 今日を わすれて 明日の ことを おもいば いい カンカンカン カンカンカン 鐘がなり 遮断機が おりて 電車が ...