ひとりぼっちで うたったうたは 線路の上に 響きわたる めだかはおよいでいる 山羊は草をたべている 蝶はヒラヒラ舞っている 寡黙な ひとは 畑を耕している ひとりぼっちで うたったうたは 線路のすきまに 響きわたる 雪は静かにふっている 鳥はゆっ ...
2019年01月
青い光の警告
気がつくべきじゃないのかな 知らんぷりだけではいけないよ 面とむかってみつめてみつめて 自分と対話をしないといけないね 青い光の警告 青い光の警告 みのがしては いけないよ さっき買った肉まんとピザまん どっちをさきにたべようかな ささやかな喜びもい ...
ときわ食堂のお姉さん
ここだけの 話しなんだけど ぼくは ずっと ときわ食堂の お姉さんが すきなんだ ただ すきですって 口に だせない ひとつは 厨房で 柳刃包丁で 魚をさばいている 親父さんが こわい もうひとつは ここに たべにくる ほとんどの お客さんが お姉 ...
ひとのいとなみ
ひとのいとなみを せせらわらっては いけない ただひとつ いえることは ひとはどこでも いとなんでいるんだ それが いいとか わるいとか だれも わからない そんなことは どうでもよくて そんなことは かんがえなくてよくて せっせと いとなむこ ...
きみとつながっているのは
きみと つながって いるのは どのレール だろう 線路を みながら 暮れゆく 時間に ぼくは おもった そして いつものように さびしかった さびしさからは なかなか ぬけだせない さびしさから ぬけだすのは きみを わすれること なんだろうけ ...