2019年04月

あんなに 饒舌だった 太陽も 今は だまったまま ただ 精一杯に 輝いて 西の空に 沈もうとしている とても まぶしい (写真・くいまる) ☆ ...

ぼくは こどものころ 雨がふると ずっと雨が つづくのでは ないかと おもっていた おとなになると 雨のあとには 晴れが やってくることを しった ずっと そのままではない ことを しった いいことも わるいことも そのままではない ことを しった ...

ずっとずっと 好きだったから ぼくの おもいは きみにとどいたかな ずっとずっと 好きだったから きみの おもいが ぼくにつたわってきた 夢のような ほんの ひとときの 時間も きらりと かがやいて ずっとずっと 好きだったから ずっとずっと 好 ...

無機質な世界の なかの灯り 夕暮れに向かう 静寂の中で ぽつんとひとつ 命のように ともっている ぼくは左手で くちびるを さわってみる すこし かわいている だれとも はなさなかった 一日は 夜になってしまうだろう 無機質な世界の なかの灯り ぼ ...

「わぉー!」 たんぽぽは 歓喜の声を あげた いい場所で さくことが できた ラッキーだ 綿毛で とばされたときは どこへ とんでゆくのか わからなかった 自分で自分の 運命を きめられなかった プレハブ倉庫の かげでさいているやつ 風がふきす ...

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